アニメ

【オススメ度★★★★】ライオンキング/不屈の名作と謳われる王道のディズニーアニメーション

概要

アフリカの広大な大地を舞台に、国を追放されたライオンの王子の冒険と成長を描いた名作ディズニーアニメ。動物たちの王国プライドランドを治めるライオンの王ムファサに、息子のシンバが誕生する。ムファサは息子に、自然界の命は大きな輪でつながっていることや、歴代の王たちが空から見守ってくれていることを語る。しかしムファサは王座を狙う弟スカーに殺され、シンバは国を追われてしまう。絶望の中、ミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァに助けられたシンバは、彼らに支えられながら立派に成長し、やがて自分の使命に目覚めていく。「サークル・オブ・ライフ」「愛を感じて」といった劇中歌の数々も印象を残し、第67回アカデミー賞で作曲賞と主題歌賞を受賞した。

あらすじ

サバンナにある動物の王国「プライド・ランド」。そこを治めるライオンの王ムファサと妻サラビの間に王子が生まれた。王子はシンバと名付けられ、呪術師のヒヒ・ラフィキによって、動物達の前でお目見えの儀式が行われた。王子の誕生に動物たちは喜びの声を上げる。しかし、シンバの誕生を喜ばないものが1匹いた。ムファサの弟スカーだ。彼は王で人望厚い兄を妬み、自分の王位継承の可能性を消したシンバの存在をも疎んでいた。

ある日ムファサは、王の砦プライド・ロックの頂から、シンバが大人になったら治めることになる国全体を見せてくれた。陽の当たる土地全てがシンバの物になるのだ。しかしプライド・ランドの近くに、陰になっているところが1か所だけあった。ムファサは決してそこには行かぬようシンバに釘を刺す。国内にハイエナたちが入り込んだとの凶報が報告され、ムファサはそちらに向かった。シンバは叔父であるスカーの元を訪ねる。スカーは陰になっている場所が「象の墓場」であると教え、「勇気のある者しか行けない場所だ」とシンバをけしかけた。

シンバは母親にも内緒で、同じ年頃で親友の雌ライオン・ナラと象の墓場に出かけた。お目付け役である執事のザズーを振り切り、2匹は象の墓場に着いたが、ハイエナ達に食べられそうになってしまう。駆けつけたムファサによって2匹は助けられたが、シンバはひどく叱られてしまう。その夜ムファサはシンバに、空の星1つ1つが亡くなった王の魂であることを教えるのだった。

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スカーは王位を奪うため、ハイエナと手を組んだ。ムファサとシンバの存在を消し去りたいスカーは、2匹を殺す計画を立てる。スカーはムファサとの待ち合わせだと嘘をついてシンバを峡谷に立たせる。スカーの合図で、ハイエナ達はヌーの群れを襲った。ヌーの大群が峡谷に向かってくる。シンバはヌーに踏み殺されそうになりながら、木の枝にかろうじて縋り付いていた。スカーはムファサにシンバの危機を伝えに行き、ムファサをおびき出した。ムファサはシンバを峡谷から救い出したが、自身が助かるには谷の崖を登らなければならなかった。死に物狂いで頂上に手を掛けたムファサだったが、そこにはスカーがいた。スカーはムファサの両手に爪を立て、ムファサは崖から落ち亡くなった。

スカーがムファサを殺したことを知らないシンバは、スカーに「お前が父を殺した」と言われ、促されるままにプライド・ランドから逃げ出した。スカーの命を受けたハイエナ達がシンバを殺そうとしたが、シンバはいばらの道を潜り抜け、王国の外の砂漠へと駆けていった。ムファサはライオン達にムファサとシンバの死を伝え、自分が王位を継承し、ライオンとハイエナが共にプライド・ランドを治めることを宣言する。

乾いた土地で、シンバは力尽き死にかけていた。そこに、ミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァが通りかかる。シンバがライオンだと気付き恐れる2匹だったが、ライオンを味方にできると考えシンバを助ける。オアシスに連れられたシンバは元気を取り戻した。ティモンとプンバァはシンバに、辛い過去は忘れてしまえばいいと教え込んだ。シンバはプライド・ランドでの過去を捨て、2匹と共に楽しく遊び暮らすのだった。

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年月が経ち、シンバは鬣も生え立派な青年になった。一方その頃プライド・ランドでは、スカーの悪政とハイエナの恐怖から動物達は王国を去り、水も食べ物も枯渇してしまっていた。ある日プンバァに、1匹の雌ライオンが襲いかかる。シンバと雌ライオンは戦うが、そのうちにシンバは雌ライオンがかつての親友・ナラであることに気が付いた。予期せぬ再会に、2匹は喜びじゃれ合うのだった。

ナラは王国の窮乏に、助けを求めるためプライド・ランドの外に出たのだった。ナラは王国のひどい有様を伝え、シンバが王として戻ってくれるよう頼んだ。しかし自分が父を殺したと思っているシンバは、戻ろうとはしない。シンバが何か辛い秘密を抱えていることに気付きながら、ナラは彼と2匹でひと時を過ごす。2匹の間には恋が芽生えていた。

思い悩むシンバの前に、ラフィキが現れた。呪術でシンバの生存を感じ取っていたのだ。自分の名を知るラフィキに驚き、シンバは後を追う。ラフィキはムファサに会わせると言って、シンバを息のほとりに連れて行った。シンバが水を覗き込むと、次第に映った自分の姿がムファサへと変わった。空にムファサの姿が現れ、「自分が何者であるかを忘れるな」と語りかけた。ラフィキは、過去は変えられないし忘れることもできないのだと諭す。シンバは過去を受け入れ、プライド・ランドに戻ることを決意する。それを知ったナラとティモン・プンバァも後を追った。

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ティモンとプンバァがハイエナ達の注意を惹きつけ、シンバとナラはプライド・ロックの近くまで潜入した。シンバは、スカーが獲物を捕まえてこないサラビに手を挙げるのを見て、2匹の間に割って入った。シンバが生きていたことを知り驚くスカーだったが、シンバがムファサを殺したのだと皆に知らしめる。シンバは、スカーとハイエナ達にプライド・ロックの端まで追いつめられる。落ちそうになっているシンバを見て、スカーはシンバにだけ聞こえるよう「ムファサは自分が殺した」と告白し、シンバの手に爪を立てた。しかしシンバは落ちず、怒りのあまりスカーに飛びかかった。スカーを追い詰めたシンバは、真のムファサ殺しの犯人が誰かを皆の前で告白させる。ライオン達対スカー&ハイエナ達の戦いが始まり、プライド・ロック周辺が燃え始める。

シンバはこっそり逃げようとするスカーを見つけ、彼を追い詰めた。スカーは命乞いをし、真の敵はハイエナ達だと主張した。シンバはスカーを殺さず王国追放を言い渡すが、スカーはシンバに火の粉を掛け、再び戦いが始まり、シンバがスカーを投げ落とした。スカーをハイエナ達が取り囲む。「ハイエナは敵」というスカーの発言を聞いていたのだ。ハイエナ達はスカーを殺してしまった。

雨が炎を沈めていく。戦いは終わった。シンバはプライド・ロックの頂に立ち、大きく吠えた。呼応するライオン達の声がプライド・ランドに響き渡った。

時が経ち、プライド・ランドに再び緑と動物達が戻ってきた。王となったシンバとその妻・ナラの間に、子どもが生まれる。ラフィキが高く掲げた世継ぎの姿に、動物達は喜び沸き立つのだった。

1994年製作/88分/アメリカ
原題:Lion King
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン

スタッフ
キャスト
  • ムファサ/ジェームズ・アール・ジョーンズ
  • シンバ(子供時代)/ジョナサン・テイラー・トーマス
  • シンバ/マシュー・ブロデリック
  • ナラ(子供時代)/ニケータ・カラム
  • ナラ/モイラ・ケリー
  • スカー/ジェレミー・アイアンズ
  • ティモン/ネイサン・レイン
  • プンバァ/アーニー・サベラ
  • ザズー/ローワン・アトキンソン
  • ラフィキ/ロバート・ギローム
  • サラビ/マッジ・シンクレア
  • バンザイ/チーチ・マリン
  • シェンジ/ウーピー・ゴールドバーグ
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